3歳からひとり読み*息子と入学までに絵本1000冊を目指す記録

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トイトレが2年以上かかった体験談|進まない理由と親のメンタルを救った絵本5選

トイトレは2年以上かかりました|体験談

トイトレ(トイレトレーニング)は、思っていたよりずっと大変でした。

2歳からゆるく始めて、完全に外れるまでに2年以上

順調だった時期もあれば、2歳半、3歳半ごろに逆戻りもありました。

パンツに2回連続でうんちをされて、
連絡帳に「正直、心が折れそうです」と書いたこともあります。

「怒らない」と決めていたのに怒ってしまった日もありました。
オムツ代が重なって、経済的にもつらいと感じたこともあります。

それでも今は、ちゃんと終わりました。

この記事では、
うまくいった方法よりも、うまくいかなかった時間の話をします。

そして、トイトレを進めるための絵本ではなく、
トイトレ中の“親の心”を支えてくれた絵本の話をします。

トイトレが進まないと悩んでいる方に、届けばうれしいです。

トイトレ絵本、いつ終わるの?逆戻りも…折れた心を支えたのは?2年かかったトイトレの記録

トイトレ2年以上の結論:親が頑張っても進まなかった

現在4歳5か月。
ようやく夜のおむつも卒業しました。

でも、今でもたまに漏れます。

2歳から始めたトイトレ。

入園やプールなどのイベントを目標にして焦り、おむつの値上げに震え、あまりの上手く行かなさに余裕がなくなり怒ってしまって自己嫌悪に陥り……

2年間の試行錯誤でたどり着いた結論は、とてもシンプルでした。

親がどれだけ頑張っても、
進むかどうかは本人次第。

本人の気持ちと、体の準備。それがすべてでした。

 

トイトレは「親の修行」ではなく「子の挑戦」

困り果てていた時に、受講していたこどもちゃれんじの「おむつはずれ相談ダイヤル」の存在を知り、すぐに電話しました。

そこで、プロに言われてはっとしたことがあります。

今まで無意識におむつに流していたものを、意識してコントロールする。
それは、2歳児にとって人生最大級のプロジェクトなんです。

トイトレは、親の忍耐テストではありませんでした。
子どもの挑戦でした。

「できないと悔しくて泣く」のも「おむつが大好きで脱ぎたくない」のも、全部成長の途中。

親の焦りが強いほど、この前提を忘れてしまうのです。

「先回り」は、実は近道じゃなかった

私はずっと言っていました。

「トイレ行く?」
「今のうちに行こうか?」

だって、声をかけないとすぐに漏れてしまって掃除が大変だから。

だけど、それが間違いでした。

限界まで膀胱にためる→出たという感覚を何度も経験して、逆算して「間に合う時間」がわかるようになるのだと、相談ダイヤルで聞きハッとしました。

漏らすことも、次につながる経験なのです。

親の仕事は、完璧に成功させることではなく、漏らされる覚悟で見守ることでした。

親のメンタルを救ったのは「物量」だった

「怒らない」と決めていても、何か月も続けば限界はきます。

私を救ったのは精神論ではなく、物量でした。

パンツの在庫=心の余裕

「あと1枚しかない」と思うから、漏らされた瞬間にイライラする。

100均でもいい。西松屋でもいい。質より量。履ければいいのです。

5枚パック+トレパン4枚。1日5回漏らしても洗濯しなくていい量を揃えただけで、怒りの8割が消えました。

「おかわりパンツ」の呪文

ここでどうしても紹介したい1冊があります。

以前レビューもしている『ぷくちゃんのすてきなぱんつ』という絵本です。

👇こちらからレビューに飛べます🚽

どんなお話?

トイトレをがんばっているぷくちゃん。だけどまだ練習中だから、何度も失敗してしまいます。でも、ぷくちゃんのお母さんは怒らず焦らず、失敗しても「だいじょうぶ だいじょうぶ。ほらね、おかわりぱんつ。」と次のパンツを差し出します。

ハッキリ言って、この絵本はトイトレを爆発的に進める絵本ではありません。

でも、親の気持ちを整える絵本です。

トイトレ中は、びっくりするぐらい何度も漏らします。

そのたびに体を拭いて、床を掃除して、パンツやズボン、時には布団まで洗濯して……。

親としては「またか…」「なんでもっと早く言ってくれないの」という気持ちになってしまいます。

だけど、そこで怒ったらふりだしに戻る。それがトイトレなのです。

「おかわりパンツ」があれば怒らないんです。ぷくちゃんのママのように、優しく差し出せば済むのです。

焦りや怒りはたくさんありますが、結局それを飲み込んで「親が怒らない」ことが一番の近道でした。

だけど怒りたくなることはたくさんあります。

そんな時におすすめなのが、頭の中に言い換えマニュアルを作っておくこと。

「中が空っぽになってスッキリしたね」
「出たことを教えてくれてありがとう」

それをいくつか用意しておけば、怒りの言葉の代わりに口から出すことができます。

 

最大の転機:園に「任せる」という決断

申告もできるようになり、パンツで過ごす時間も長くなってきた3歳半。
順調だったのに、突然逆戻りしました。

夕飯からお風呂の間に、パンツにうんちを連続失敗。

親たちのメンタルはどん底でした。

その日の夜はもう何も考えられなくなり、気づけば園の連絡帳に「心が折れそうです」と書いていました。

トイトレがつらく心が折れそうになったと書いた連絡帳の写真

本当に書きました。

すると翌日、主任の先生から電話が来て「話を聞かせてください」と面談を設定してくれました。

今までの息子のトイトレの進行状況と、親のメンタルが限界にきていることを素直に打ち明けると、先生は言いました。

「私たちに任せてもらえませんか?」
「おうちのトイトレは休みましょう」

正直に言うと、本当に休んでいいの?と、少し戸惑いました。

でも、

「トイレはかなり精神面と連結しています。お父さんお母さんがつらいと子どもも感じ取ります」

と言われて、休みました。

すると、嘘みたいにうまくいきました。

おむつもパンツも柔軟に対応してくれる園だったので、毎日連絡帳や電話で先生と相談しながら、息子のペースに合わせて進めてくれました。

「洗濯が苦でなければ、いくらでもパンツで対応しますよ」

先生のその言葉が、どれほど心強かったか。

家でのプレッシャーが消えた途端、息子は園で成功し始めました。

100%、園のおかげです。そして、園で上手くいきはじめた数週間後、家でもトイトレを再開。ウソみたいに進みました。

トイトレ前からそばにあった絵本

わが家は、もともと絵本をよく読む家庭です。

だからトイトレの絵本もたくさん読んできました。

0歳1か月『といれ』

出産祝いでもらった一冊。

どんなに泣いていても、この絵本を読めば泣き止むので、低月齢の時は延々と読んでいました。

そのおかげか、トイレという場所は怖いものではないと無意識に刷り込まれていたのかもしれません。

最初の関門「トイレがこわい」は、この絵本のおかげでスムーズだった気がします。

2歳10か月『おむつのなか、みせてみせて!』

トイレでうんちができるねずみくんが、おむつの子たちに「おむつの中を見せて」と言って回る絵本。

おむつをめくるとうんちが出てくるしかけに子どもは大喜び。

見せてくれたみんなのうんちの形やにおいをちょっと上から目線でレビューしていくシュールな展開には親も笑ってしまいます。

3歳0か月『おしっこおしっこどこでする? Potty』

「おしっこをしたい。でもどうすればいい?」

当事者側の気持ちを描いた絵本です。

英語併記で、軽い英語学習にもなりました。

ボードブックで文字数も少ないので、トイトレを始める前の1歳ごろからでもおすすめです。

絵本キャラクターは応援団だった

園からの報告で「ノラネコぐんだんのシールで頑張れました。」と先生が何度も教えてくれました。

そういえばわが家にもちょうど付録のシールがあったなと思い、やってみるものの、ただのシール遊びに終わり……。

こどもちゃれんじとコドモエのシール台紙

こどもちゃれんじとコドモエのシール台紙

台紙が無いなら作ればいい!
シールは自作できないから探しに行こう、とセリアへ。

とってもかわいい恐竜のシールがあったので、恐竜・怪獣つながりで『ボンバルボン』のシール台紙を自作しました。

ボンバルボンやノラネコぐんだんの絵を描いて自作したシール台紙
シールを貼りすぎて下の絵が見えなくなっている台紙
最後の一枚は「これで終わり」と言いながらなかなか終われず、シールまみれに……笑

普段から絵本を読んでいたからこそ、好きなキャラクターと一緒に頑張れました。

絵本育児を続けていて本当に良かったです。

息子がリクエストするボンバルボンのキャラを何度も描きました。途中でノラネコぐんだんも描いています。

トイトレ中の事件簿

飛行機搭乗直後の「おしっこ!」

私の実家は飛行機で行く距離にあり、息子とは年に数回飛行機に乗ります。

想像してみてください、トイトレ中の飛行機。ただでさえ非日常なのに、ドキドキが止まりません。

さて、搭乗手続きを済ませてあとはゲートが開くのを待つだけです。

何度もトイレを確認しました。あとはもう乗って、到着した空港で親と合流してトイレに行けばいい。そう思っていた時です。

おトイレおしっこ

なんということでしょう、優先搭乗でゲートをくぐった直後です。「案内までこちらで少々お待ちください」と言われ、その先には長い通路が続きます。そして大荷物。

出来ることと言えば「がんばれ」と声をかけ続けるだけ……。

なんとか座席にたどり着いて急いで荷物を置き、狭い機内トイレでおしっこを成功したときは、とんでもない偉業を成し遂げた気持ちでした。

銀座三越のトイレでひとこと

とにかくトイトレは、気分を上げることが大切です。

私はいつも、トイレで息子に「がんばれー!」「出たー?」と、トイレの中で息子にたくさん声をかけていました。

息子がトイレに行くように、もちろん私もトイレに行きます。

その日は友人と銀座三越でランチをする日でした。

百貨店の女性トイレはなぜあんなに混んでいるのでしょうか。人がいっぱいです。

だけどまだ小さい息子を外に置いていくわけにはいかないので、一緒に個室に入ります。

そこで息子は私に向かって声をかけてくれます。

おかあさん、出たー?

がんばれー!

きっと外に聞こえていたと思います。

恥ずかしかったけれど「出たよー!」とちゃんと答えました。

息子は、ただ私の真似をしていただけ。応援してくれたのに「やめて」なんて言いません。私の少しの恥で息子のやる気をそぐわけにはいかないですもの……。

結局、やる気は本人のものだった

2年やって思ったのは、

トイトレは親の努力量と比例しない

ということ。

進むときは進む。止まるときは止まる。

きっかけはいつも、息子の「やってみる」という小さな気持ちでした。

だからもし今止まっているなら、それは失敗ではなく、準備中なのです。

そして今、「ちょっぴりもれたろう」

トイトレは終わりました。

でも完璧ではありません。

ちょっと漏れたとき、

もれたろうしたー

と報告してきます。

いや、漏れる前にトイレ行きなさいよ。

と心の中でツッコミながらも、少し笑ってしまう自分がいます。

漏れた感覚がわかる、そしてちょっと出ちゃったところでいったん止めれた、という成長の証だと切り替えるようにしています。

ちなみに『おしっこちょっぴりもれたろう』の絵本では、おかあさんは「ちょっぴり漏れた」ことを普通に怒ります。

だけど、ちょっぴりなんだからいいじゃないかと主人公も開き直っています。

トイトレ中に読んだ時よりも、トイトレが終わってからのほうがハマっている絵本です。今の自分と重なるのかもしれません。

『おしっこちょっぴりもれたろう』のレビューはこちら

 

SNSの「1歳半で外れました」に惑わされないで

トイトレが遅いのでは、と検索してここにたどり着いた方へ。

早くトイトレが終わった家庭を批判しているわけじゃないし、「そんなの嘘だよ!」というつもりもありません。

早い子もいます。母に聞いたら私も早かったそうです。

でも、それはその子のタイミング

「親の頑張りが足りないから、うちの子は遅いのかな……」なんて考えは、してしまうと思いますが絶対に捨てましょう。

もったいないです。
だって結局、子どものやる気と体の準備次第なんです。

膀胱におしっこをためられるようになるのは体の発達の問題で、トレーニングどうこうじゃないし、出そうという感覚もやってる本人しかわからないのです。

だからもう親は見守るしかないので、

無理だと思ったら休んでいい。
怒る前に中断していい。
相談していい。

トイトレは、いつか必ず終わります。

本当に、終わります。

でもそれは、ある日突然「今日で終わり!」と、花火のように派手に訪れるわけではありません。

ある日ふと気づくのです。

あれ、最近あんまり漏らしてないな

そんな、静かな変化です。

怒ってしまった日も、泣いてしまった夜も、洗濯物に囲まれて途方に暮れた時間も、全部ちゃんと通過点でした。

今まさにトイトレに向き合っている……、そんなときは永遠に思えるけれど、終わってみればあっという間。

そしてきっといつか、

もれたろうしたー

なんて、笑いながら話せる日が来ます。

だから今日も、パンツを山ほど用意して「おかわりパンツ」と唱えながら、この壮大なプロジェクトを、ほんの少しだけ肩の力を抜いて、一緒に歩いていきましょう。

今回登場した絵本はこちら

わが家のトイトレを支えてくれた絵本を、最後にまとめておきます。

▶ まだ始める前で不安な方へ

といれ
「トイレ」を身近な存在にできる絵本。お返事練習にもおすすめ。

ぷくちゃんのすてきなぱんつ
親の心持ちを自然と学べる絵本。お子さんの「パンツへの興味」を持たせる効果も。

▶ いま真っ最中でしんどい方へ

おむつのなか、みせてみせて!
しかけをめくるとうんちが出てくる、子どもにウケる一冊。

おしっこおしっこどこでする? Potty
「おしっこしたいけどどうしよう!」という当事者目線で進むストーリーがわかりやすい。

▶ ちょっと余裕が出てきた方へ

おしっこちょっぴりもれたろう
おしっこの前後に、ちょっとだけパンツに出ちゃう。ちょっとだからいいじゃないか、でもお母さんには怒られる。「あるある」を描いた絵本。

もし今、トイトレで悩んでいるなら

うまくいかない日もありますよね。

わが家も、

✔ できる日
✔ 全拒否の日
✔ なぜか逆戻りの日

ぜんぶ経験しました。

もし、

・いつ始めるのがいいのか迷っている
・全拒否で心が折れそう
・トイトレ絵本以外も知りたい

そんなことがあれば、絵本に関係なくても大丈夫です。

コメントやお問い合わせから、気軽に話してくださいね。

トイトレは、子どもが育つ時間。

焦らなくても、比べなくても、ちゃんとその子のペースで進みます。

この記事が、あなたの気持ちを少し軽くできたらうれしいです。

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📚わが家の絵本記録について

このブログでは、絵本好きの母と息子が実際に読んだ絵本だけをレビューしています。

息子と0歳から毎日、日本語1冊+英語1冊の読み聞かせを継続中。
3歳で400冊以上を読み、ひとり読みもスタートしました。

4歳になってから昨年末までで700冊以上の絵本に出会い、
入学前に1,000冊の新しい絵本に出会うことをゆるやかな目標にしています。

「どんな絵本を選べばいい?」
「読み聞かせってどう続けるの?」

そんな日々の悩みに寄り添えるような、
リアルな読み聞かせ記録として更新中です📖

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