3歳からひとり読み*息子と入学までに絵本1000冊を目指す記録

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『パンどろぼうとなぞのフランスパン』レビュー|3歳には怖い?息子の誕生日に贈ったシリーズ第3弾

※2026年3月 構成を再整理・加筆修正しました

パンどろぼうとなぞのフランスパン|3歳の誕生日に贈ったシリーズ第3弾レビュー

シリーズを読んでいると「次はどうなるの?」という期待がどんどん大きくなります。

2作目で世界が広がり、そして3作目で物語はさらにスケールアップ。

今回は“ちょっと怖い”悪役が登場します。

3歳の誕生日に息子へ贈った『パンどろぼうとなぞのフランスパン』。

怖い。でも読みたい。
そんな不思議な魅力を持つ一冊でした。

3歳で読める?怖すぎない?そんな疑問にもお答えします。

※この絵本を紹介するには、どうしても1作目『パンどろぼう』のネタバレを含みます。

未読の方はぜひこちらの記事もご覧ください。

👉1作目『パンどろぼう』レビュー

👉読む順番の解説アリ!シリーズまとめレビュー

パンどろぼうとなぞのフランスパン 絵本 アイキャッチ

『パンどろぼうと謎のフランスパン』ってどんな絵本?

  • タイトル:パンどろぼうとなぞのフランスパン

  • 作家名:柴田ケイコ

  • 出版社:KADOKAWA

  • はじめて読んだ月齢:3歳0か月

  • ページ数:32ページ

★この絵本の魅力まとめ
・ちょっと怖い悪役の登場
・2作目の「にせパンどろぼう」も活躍
・中盤に挟まれる縦方向の見開きがインパクト大

👉何歳からがおすすめ?:公式3歳〜。3歳の誕生日に初めて読んだ息子は、ちょっと怖かったようです。4歳の今は怖がらず一人読みしています。

あらすじ

年に一度のパンまつりに向けて、とっておきの新作パンを考えるパンどろぼう。しかし夜の厨房に忍び込む怪しい影。材料を荒らし、ノートを破り、ヒップドロップで生地をつぶす“なぞのフランスパン”。怒りと決意を胸に、パンどろぼうは町のパン屋へ乗り込みます。そこで待ち受けていたのは……?

この絵本に出会ったきっかけ

3歳の誕生日に贈った『パンどろぼう ほかほかギフトボックス』

1作目でハマり、2作目で大爆笑し、次も借りるぞ!
と思っていたらやっぱり予約待ちの人数は二桁……。

誕生日というタイミングもあり、ハマった2冊も一緒に入っているギフトボックスの購入を決めました。

読んでみた感想

表紙からすでに不穏

今回の表紙は空気が違う。

パンどろぼうよりもはるかに大きい、フランスパンをかぶった謎の存在

シリーズ初の“強い悪役感”。

息子はこの時点で少し緊張していました。

パン職人としての成長

1作目ではどろぼう。
今作では「パンしょくにんのこころえ」を掲げる立派な職人。

パンはいきもの
あいをこめてそだてる

パンへの愛が深まっているのが伝わります。

シリーズを通して読むと、この成長が本当に尊いです。

「にせパンどろぼう」も登場!

ここでは正体については伏せますが、2作目のにせパンどろぼうも登場します。

パンどろぼうやなぞのフランスパンとどんな関わり方をするのか必見です。

見開きの迫力がすごい

縦見開きで登場する巨大フランスパン。

濃紺の背景に、静かな緊張が走ります。

ししし……

笑い方も不気味です。

ここはシリーズ屈指の名場面。

息子もこのページでは声を出さず、じっと見つめていました。

怖い。でも読みたい。

最初は怖がっていましたが、やっぱり気になるのか「読んで」と何度も持ってきました。

怖さと面白さのバランスが絶妙で、成長した今ではそのページも笑いながら一人読みできるようになりました。

 

何歳から楽しめる?

公式では3歳から

息子も3歳の誕生日に初めて読みました。

なぞのフランスパンの顔がちょっと怖かったり、序盤は今までに比べて「結構ちゃんと悪い奴」なので、少し怖いという印象を持つ子もいるかもしれません。

実際息子も最初は怖がっていました。

でも「こわい」と言いながら、何度も持ってきました。

一人読みができるようになってからは怖がることもなくなりました。

読み聞かせのコツ

声色をしっかり変える

パンどろぼうは力強く、フランスパンは低く不気味に。

キャラクターごとにしっかり演じると一気に盛り上がります。

探し絵を一緒に探す

「ナゾノフランスパン」の文字探しや、星空に浮かぶ「フランスパン座」など、本編だけでなく、表紙裏まで小ネタが散りばめられています。

読むたびに新しい発見のあるシリーズです。

1作目に出てきたあるお店が、3作目にも出てきます。シリーズのつながりを探すのも楽しいです。

こんなご家庭におすすめ

もし“最近こんな姿が増えたな…”と感じたら、ぜひチェックしてみてください。

📖少しドキドキする物語に挑戦したいお子さん

最初はちょっぴり怖いけど、おなじみの見開きいっぱいのリアクションシーンや、パンどろぼうの勇敢な姿を見ているとだんだん読めるようになってきます。「怖い」で終わるストーリーではないので安心して読めます。

📖シリーズものを通して楽しみたいご家庭

1作目から順に読むことで、キャラクターの成長や物語のつながりを感じられます。親子で「次はどうなるの?」と話しながら読むのが楽しいです。

📖読み聞かせをイベントにしたいご家庭

声色や表情を工夫することで、物語がぐっと引き立ちます。ちょっと怖いキャラも、演じ方次第で子どもの興味を引き出せます。

おわりに

『パンどろぼうとなぞのフランスパン』は、シリーズの魅力がぎゅっと詰まった一冊でした。
パンへの深い愛情、ちょっぴり怖くてクセになる悪役、前作から続く仲間たちとの絆。

笑って、驚いて、ちょっとドキドキして…そんな感情のジェットコースターを、親子で一緒に楽しめる絵本です。

このシリーズの根底にあるのは「悪いことはしてはいけないけど、ちゃんと償えばやり直せる」というシンプルだけれど大切なメッセージ。

そもそも、主人公のパンどろぼうだって“どろぼう”という肩書きの持ち主。
でも、自分のしたことを反省し、相手にきちんと謝り、そしてその分を働きで返して更生していく姿が描かれています。

子どもにとっても「間違えてしまうことはある。でも、そこからどう立ち直るかが大事なんだよ」と伝えられる、心に残るストーリーです。

息子にとっては、誕生日に贈った特別な一冊。
怖がりながらも「読んで」と何度も持ってくる姿に、絵本が持つ力を改めて感じました。

パンどろぼうの物語は、ただの“パンの絵本”ではありません。
ユーモアとスリル、そして心のあたたかさが詰まった、家族の記憶に残る一冊。

まだ読んだことがない方も、シリーズのファンの方も、ぜひこの3作目を手に取ってみてください。
きっと、パンの香りとともに、笑顔が広がりますよ。

パンどろぼうシリーズを順番に読む

次のお話
4作目『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』
→パンどろぼう過去編。シリーズの深みが増すファン必読の一冊。

前のお話
2作目『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』
→自信作を盗まれて怒ったパンどろぼうが正体不明のどろぼうと対決!

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いとしのまとめ情報

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📚わが家の絵本記録について

このブログでは、絵本好きの母と息子が実際に読んだ絵本だけをレビューしています。

息子と0歳から毎日、日本語1冊+英語1冊の読み聞かせを継続中。
3歳で400冊以上を読み、ひとり読みもスタートしました。

4歳になってから昨年末までで700冊以上の絵本に出会い、
入学前に1,000冊の新しい絵本に出会うことをゆるやかな目標にしています。

「どんな絵本を選べばいい?」
「読み聞かせってどう続けるの?」

そんな日々の悩みに寄り添えるような、
リアルな読み聞かせ記録として更新中です📖

絵本好きさん同士でおすすめを共有できたら嬉しいです📖
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