3歳からひとり読み*息子と入学までに絵本1000冊を目指す記録

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『いいタッチわるいタッチ』を4歳児と読んで気づいたこと──性教育の前に伝えたい「自分の気持ちの守り方」

3歳で400冊読破&一人読みデビュー!?

0歳から毎日「日本語+英語」の絵本を読み続けてきた30代母と、絵本大好き息子の記録ブログです。
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「自分の身体を守る力」を育てる大切さを、子どもにどう伝えれば良いのでしょうか。

今回紹介する絵本『いいタッチわるいタッチ』は、性教育・多様性のコーナーで紹介されていたものですが、その枠を超えて、子ども自身の「気持ち」を大切にすることを教えてくれる一冊です。

4歳の息子と一緒に読んでみて、親子でたくさんの気づきがありました。

読み聞かせを通して、子どもが安心して「いやだ」と言えるようになるための第一歩を踏み出せる絵本です。

おはなしえほん、そのスキンシップ、どう思う?いいタッチわるいタッチの魅力

 

『いいタッチわるいタッチ』ってどんな絵本?

  • タイトル:いいタッチわるいタッチ

  • :安藤由紀

  • 出版社復刊ドットコム

  • はじめて読んだ月齢:4歳0か月

『いいタッチわるいタッチ』は、子どもが自分の身体を守るために必要な知識と感覚を育てる教育絵本です。「いいタッチ」は人を愛し守るスキンシップ、「わるいタッチ」は暴力や権利を奪う行為。可愛いイヌの子どもたちが登場し、親子で楽しく読みながら、プライベートゾーンの大切さや「いやだ」と言う勇気を学べます。

この絵本に出会ったきっかけ

先日紹介した衝撃タイトル『おちんちんのえほん』と一緒に図書館で借りてきた絵本です。

kodomoe(コドモエ)2025年10月号の「性と多様性の絵本」コーナーで紹介されていたのがきっかけでした。

紹介文には、

プライベートゾーンを触られたり、キックやパンチをされたり、「わるいタッチ」に気をつけて。「あなたが変だと思ったらすぐに伝えてね」と、気持ちが第一だと教えてくれます

とあり、まさにその通りの内容でした。

👇同じコーナーで紹介されていて一緒に借りた絵本はコチラから

読んでみた感想

プライベートゾーンの話をどう伝える?

物語は双子のきょうだいが友達とプールに行く場面から始まります。

友達のママが

きがえたらシャワーのところにきてね。
いいタッチとわるいタッチのはなしを
してあげる

と声をかけ、水着姿の子どもたちに

くちとみずぎでかくれるばしょは
じぶんだけのたいせつなばしょ。
さわっていいのはじぶんだけなの

と教えてくれます。

『おちんちんのえほん』同様、プライベートゾーンの場所と、自分で洗うことの大切さが描かれていました。

「知ってる人でもね」が持つ重み

「うん、わかった」ってへんじした。
わるいタッチはすぐにげる。
そしてだれかにはなす

と復唱する場面があり、子どもが自分の気持ちを言葉にする練習にもなります。

それがしってるひとでもね

という一文が印象的でした。

巻末の解説では「加害者はどんな人か」という項目があり、信頼されている既婚者や地域の顔役でも加害者になり得ることが書かれています。

悲しい現実ですが、だからこそ「自分の気持ちを大切にすること」が何より重要だと感じました。

暴力も「わるいタッチ」

この絵本では、性的なテーマだけでなく「暴力」についても丁寧に描かれています。

キックやパンチ、押したりつねったり、耳を引っ張ったり、くすぐりも嫌なら「わるいタッチ」

セリフも印象的で、

きゅうになぐってくるんだもん。
きっとかっこいいとおもってるんだね

いやといってもやめてくれない。
なぜやめないんだろう。
きっとじぶんがおもしろいんだよ。
いやがってるのにしらんぷりしてる

と、子どもの気持ちがしっかり描かれています。

息子との会話から見えたこと

息子は友達を手で押す癖があります。

園の先生によると力加減はしているようですが、やられた側は嫌な気持ちになります。

おすのはわるいタッチだと思う?

と話すと

わるいタッチだとおもう

と答える息子。
じゃあどうしてやるのかと聞くと、

いやなきもちだったから

と答えました。

遊んでいる場所に他の子が入ってきたときなどに押してしまうようです。

言葉より先に手が出てしまう息子に、

押されたらどんな気持ちになる?

と聞くと

いやなきもち。
かなしいきもち。

と答えてくれました。

絵本を通して「なぜ」「どうして」を一緒に話し合う時間が持てたことはとても貴重でした。

ともだちにやられたらいやなことはある?

と聞くと、友達の名前を挙げながら「この子は平気」「この子は嫌がる」と反応の違いも教えてくれました。

「いいタッチ」も人によって違う

「いいタッチ」は、おかあさんのだっこ、おとうさんのおんぶ、友達との手つなぎや腕組み。

他にも、近所のおじさんに頭をなでられるなど、あたたかくて安心するものだと絵本には書かれています。

わが家では、近くの公共施設のスタッフさんがいつも挨拶してくれて、息子とハイタッチをしてくれます。

元気なおじさんとのハイタッチはどんなタッチ?

と聞くと

いいタッチとかんじる

と答えてくれました。

でも、腕を組んだりハグしたりが苦手な子もいます。

○○ちゃんはぎゅうするのが嫌いみたい。
○○くんは好きだって。

と息子が教えてくれました。

じゃあぎゅうするのが好きな子にはいっぱいぎゅうして、苦手な子にはちゃんと聞いてみようね

と話しながら、
「いいタッチもいやだって言われたらわるいタッチになる
から気をつけようね」と伝えました。

読み聞かせのコツ

気持ちを引き出す問いかけ

「わるいタッチと感じたら『いやだ』と言ってもだいじょうぶ」。

この絵本には、自分の心と体を大切にするメッセージがたくさん込められています。

息子はまだ言葉より先に手が出ることもありますが、ひとつずつゆっくり確認していくと、小さな頭で一生懸命考えながら、自分の気持ちを言葉にしてくれました。

「いいタッチ」「わるいタッチ」は人によって違うので難しいですが、だからこそ考えたり、話し合うことに意味があります。

答えを誘導するのではなく、お子さんがどう感じているかを丁寧に引き出してあげましょう。

こんなご家庭におすすめ

📖性教育を始めたいけれど、どう伝えたらいいか迷っているご家庭
プライベートゾーンの話を優しく、具体的に伝えてくれるので、初めての性教育にもぴったりです。

📖子ども同士のトラブルや暴力が気になるご家庭
キックやパンチ、押すなどの行為も「わるいタッチ」として描かれており、子ども同士の関係を見直すきっかけになります。

📖子どもの気持ちを尊重したいと考えているご家庭
「いやだ」と言ってもいい、「自分の気持ちが第一」というメッセージが、子どもの自己肯定感を育てます。

おわりに

『いいタッチわるいタッチ』は、性教育の枠を超えて、子どもが自分の気持ちを大切にすることを学べる絵本です。

誰かにされたことが「いいタッチ」か「わるいタッチ」かは、子ども自身の心が決めるもの。

その感覚を育てるには、親子で一緒に考え、話し合う時間が欠かせません。

この絵本は、ただ知識を与えるだけでなく、子どもが自分の気持ちを言葉にする練習にもなります。

「いやだ」と言ってもいい、「逃げてもいい」「誰かに話してもいい」と伝えることで、子どもは安心して自分を守る力を育てていきます。

そして、「いいタッチ」も「わるいタッチ」も、状況や相手によって変わることがあるということ。

その曖昧さを受け止めながら、子ども自身の感覚を尊重する姿勢が、親として何より大切だと感じました。

心と体の成長に合わせて、何度も繰り返し読み聞かせたい一冊。

『いいタッチわるいタッチ』は、親子の対話を深めるきっかけとなる、かけがえのない絵本です。

ぜひ、あなたのご家庭でも手に取ってみてください。

わが家の4歳児も、
嬉しいことがあると「いまのはいいタッチとかんじた」。
ちょっと不満があると「いまのはわるいタッチとかんじた」。
と言葉に出して伝えてくれるようになりました。

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