クリスマスが近づいてきて、子どもたちの心はなんだかそわそわ。
そんな季節にぴったりの1冊が、アンパンマンのクリスマス絵本『アンパンマンのサンタクロース』です。
アニメでおなじみのアンパンマンが、なんとサンタクロースの代役に!
笑いあり、驚きあり。
アニメでは見られないアンパンマンの一面が新鮮な一冊です。
『アンパンマンのサンタクロース』ってどんな絵本?
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タイトル:アンパンマンのサンタクロース
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作:やなせたかし
- 出版社:フレーベル館
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はじめて読んだ月齢:4歳2か月
物語の舞台は、雪深い山の中。クリスマスが近づいたある日、助けを呼ぶ声を聞いたアンパンマンが駆けつけると、そこには吹雪に閉じ込められたトナカイとクマのサンタクロースがいました。空腹で動けなくなった二人に自らの顔を差し出すアンパンマン。元気を取り戻した二人を連れて帰るも、クマのサンタはしもやけで動けず、代わりにアンパンマンがサンタクロースとしてプレゼントを配ることに……。
この絵本に出会ったきっかけ
上半期の朝ドラにもなった『アンパンマン』。
アニメはたくさん見てるし、おもちゃもたくさんあるけれど「そういえば絵本は読んだことないな」という方も多いのではないでしょうか。
私自身、アンパンマンの原作『あんぱんまん』を初めて読んだのは息子が3歳のころ。
正直なところ、アニメの印象が強すぎて、絵本の存在をすっかり忘れていました。
読んでみると、アニメとは違って少し物悲しい雰囲気があり、驚いたのを覚えています。
今回ご紹介する『アンパンマンのサンタクロース』は、わが家で2冊目のアンパンマン絵本。
クリスマス絵本として紹介されていたのを見て、ぜひ読んでみたいと図書館で予約しました。
表紙には、サンタ姿のアンパンマンが大きな袋を持って空を飛ぶ姿が描かれており、期待が高まります。
読んでみた感想
顔を全部食べさせる!?衝撃の展開
物語は、ジャムおじさん、アンパンマン、しょくぱんマン、カレーパンマンがクリスマスの準備に大忙しという場面から始まります。
ツリーの飾りつけやプレゼントの用意など、にぎやかな雰囲気が伝わってきます。
そんな中、山の方から助けを呼ぶ声が。
アンパンマンが駆けつけると、そこには吹雪に閉じ込められたトナカイとクマのサンタクロースがいました。
何日も食べておらず、今にも倒れそうな二人に、アンパンマンは
さあ、ぼくの かおを
たべて げんきを
だすんだ!
と差し出します。
このシーン、三コマで描かれていて、両側からどんどん顔がかじられ、最後には何もなくなってしまうという衝撃の展開。
「アンパンマンってそんなに最後まで食べさせるっけ!?」と親の私がびっくり。
でも、顔がなくても動けるアンパンマンは、元気になった二人をそりに乗せて空へ飛び上がります。
かおが ないのに
だいじょうぶかなあ。
と心配する二人に、
「ジャムおじさんにすぐ作り直してもらえるから大丈夫」と答えるアンパンマン。
なんとも頼もしいです。
サンタの代役は誰に?笑えるシーンも満載
無事に帰ってきたものの、クマのサンタクロースはしもやけで両足が包帯ぐるぐる。
動けなくなってしまいます。
ジャムおじさんは、
しんぱい しなくて
いいですよ。
だれかに かわりを
させましょう。
と果物や薬を持ってきて、代役を立てることに。
アンパンマン、しょくぱんマン、カレーパンマンが手を挙げ、誰が一番似合うかを想像する見開きページでは、カレーパンマンのひげの形がとんでもないことになっていて思わず吹き出してしまいました。
結局、一番顔の丸いアンパンマンが選ばれ、他の二人は不服そうな顔。
ひげはなんとクリームで表現するそうで、息子は「クリームで何をしているの?」と不思議そうにしていました。
たしかに、付け髭かと思ったらまさかのクリームとは。
無邪気なアンパンマンにびっくり
サンタになったアンパンマンは、
ひゃあ
おもしろい!
いい きもち!
と大はしゃぎ。
トナカイのそりに乗って空からプレゼントをばらまきます。
優しくてかしこいイメージのアンパンマンが、こんなに無邪気に楽しんでいる姿は新鮮でした。
ところが次のページでは、
アンパンマンの サンタクロースは、
あんまり ちょうしに のって
くばりすぎたので、
プレゼントが すっかり なくなってしまいました。
という衝撃の展開。
まだ半分も配っていないのに、プレゼントがすっからかんに。
さて、まちのみんなのプレゼントはどうなるのでしょうか?
続きはぜひ本編でお楽しみください。
読み聞かせのコツ
アニメとの違いを楽しむ
アニメとは画風も異なり、アンパンマンのキャラも少し違います。
頭が全部食べられてなくなるシーンや、プレゼントがなくなってしまう展開など、驚きの連続ですが、息子は特に違和感を感じていない様子でした。
アニメ版が大好きなお子さんには、アニメ絵の絵本シリーズから入るのもおすすめです。
セリフの抑揚で臨場感アップ
「さあ、ぼくの かおを たべて げんきを だすんだ!」や「ひゃあ おもしろい! いい きもち!」など、印象的なセリフが多いので、抑揚をつけて読むと臨場感が増します。
特にプレゼントをばらまくシーンでは、テンション高めに読むと子どもも大喜びです。
こんなご家庭におすすめ
📖アンパンマンが大好きなお子さんに
アニメとは一味違うアンパンマンの魅力を絵本で楽しめます。新たな一面に出会えるかもしれません。
📖クリスマス絵本を探しているご家庭に
季節感たっぷりのストーリーで、読み聞かせにもぴったり。サンタさんの代わりにプレゼントを配るという楽しい展開にワクワクします。
📖親子で笑える絵本を探している方に
プレゼントの配りすぎやサンタ姿の想像など、クスっと笑えるシーンが満載。親子で楽しく読める1冊です。
おわりに
アニメのアンパンマンに慣れていると、顔が全部食べられてしまったり、テンションが上がってプレゼントをばらまいたりする姿に衝撃を受けるかもしれません。
でも、アンパンマンらしい「助けたい」という気持ちと、仲間たちとの温かい絆もしっかり描かれています。
アニメとは違う画風や物語のテンポに最初は戸惑うかもしれませんが、読み進めるうちにその世界観に引き込まれていきます。
クリスマスの時期、親子で一緒に読む絵本として、ぜひ手に取ってみてください。
笑って驚いて、アンパンマンの新たな魅力に出会えるはずです。
📘今回紹介した絵本はこちら
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📚わが家の絵本記録について
このブログでは、絵本好きの母と息子が実際に読んだ絵本だけをレビューしています。
息子と0歳から毎日、日本語1冊+英語1冊の読み聞かせを継続中。
3歳で400冊以上を読み、ひとり読みもスタートしました。
4歳になってから昨年末までで700冊以上の絵本に出会い、
入学前に1,000冊の新しい絵本に出会うことをゆるやかな目標にしています。
「どんな絵本を選べばいい?」
「読み聞かせってどう続けるの?」
そんな日々の悩みに寄り添えるような、
リアルな読み聞かせ記録として更新中です📖
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