おはなをどうぞ|あらすじ・対象年齢・見どころレビュー
花束を抱えたメルシーちゃんが、出会う動物たちに「どうぞ」とお花をわけていく——。
初めて読んだ2歳11か月の息子も、ページをめくるたびにじっと見入っていました。
カラフルなイラストとシンプルな繰り返しのストーリーが魅力の、やさしさが自然に伝わる三浦太郎さんの絵本、『おはなをどうぞ』を紹介します。

『おはなをどうぞ』ってどんな絵本?
- タイトル:おはなをどうぞ
- 作:三浦太郎
- 出版社:のら書店
- はじめて読んだ月齢:2歳11か月
- ページ数:24ページ
・色と形が異なる花が表紙いっぱいに描かれ、華やかで目を引く
・メルシーちゃんの表情変化がシンプルな線で丁寧に描かれている
・動物たちとのやりとりがやさしく、読み聞かせで温かい空気が流れる
👉何歳からがおすすめ?:出版社のおすすめは3歳から。息子の初読は2歳11か月。文章量も多すぎず、展開もシンプルなのでおはなし絵本の入り口にも◎
あらすじ
メルシーちゃんは、お母さんにあげようとお花をたくさん摘みます。帰り道で動物たちに会うたびに少しずつおすそわけし、花束はだんだん小さくなっていきます。やさしいメルシーちゃんと、それを受け止めるお母さんの姿が心あたたまる絵本。特色印刷の美しさも魅力で、読後はやさしい気持ちに包まれます。
この絵本に出会ったきっかけ
「えほんがトドック」で届いた一冊。
三浦太郎さんはもともと知っていたけれど、この絵本は届いて初めて知りました。
ファーストブックのイメージが強かったので、おはなし絵本だと知り、届くまでワクワクしていたのを覚えています。
過去の「えほんがトドック」絵本のレビューはこちら👇
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この絵本の見どころ・感想
※ネタバレを含みますが、実際に読んで感じた魅力を中心に紹介しています。
花束が大きくなる序盤のワクワク
一人の女の子が自分の体より大きな花束を持つ表紙が印象的で、ページ裏見開きにも花がたくさん描かれています。
メルシーちゃんは おかあさんに あげる
おはなを つみます。
たくさん つみます。
と、最初は小さな一つのオレンジ色の花から物語が動き出します。
動物たちへの「どうぞ」が生む温かさ
たくさんの花を摘んだ主人公メルシーちゃんは、自分よりも大きな花束を持って歩きます。
そこに、うさぎが登場。
こんにちは、メルシーちゃん。すてきな おはなですね
メルシーちゃんは、
おかあさんに あげる おはなだけど、
すこしだけなら おすそわけ。おはなを どうぞ
と、頭に3つお花を飾ってあげます。
これは すてきな はなかざり。どうも ありがとう
と喜ぶうさぎの姿が微笑ましいです。
花束が減るにつれて変わる表情
お母さんに持って帰る途中、メルシーちゃんはたくさんの動物に会い、そのたびにお花を渡します。
花束が減るにつれてメルシーちゃんの表情も変わっていき、シンプルなイラストながら感情がとても豊かに伝わります。
あとがきに込められた実話の温かさ
作者さんのあとがきには「お母さんにお花をあげたい娘さん」のエピソードが紹介されています。
スーパーのお花屋さんの話や、休日にお花畑に行ったという内容がとてもほほえましく、このやりとりがあったからこそ生まれたお話なんだな、と読んでいて思わず笑顔になってしまいます。
何歳から楽しめる?
出版社公式の対象年齢は3歳から。
息子が初めて読んだのは2歳11か月。読み聞かせで最後まで集中して聞いてくれました。
届いて少し経ってからブームが来て、一時期はずっと読み聞かせに選んでいました。
今でもたまに一人読みしたり、親に持ってくるお気に入りの一冊です。
読み聞かせのコツ
花束の変化を一緒に追う
ページごとに花束の大きさが変わるので、息子と一緒に「増えたね」「減ってきたね」と確認しながら読むと、物語の流れにより入り込みやすかったです。
動物とのやりとりを丁寧に読む
動物たちが喜ぶ場面は息子も好きだったので、セリフを少しゆっくり読んで気持ちを乗せると、より集中して聞いてくれました。
小さな動物から大きな動物まで出てくるので、声色を変えても楽しめます。
こんなお子さん・ご家庭におすすめ
もし“最近こんな姿が増えたな…”と感じたら、ぜひチェックしてみてください。
📖「どうぞ」が好きなお子さん
お花をわけてあげるシーンでは「どうぞ」「ありがとう」の流れが繰り返されます。真似しているうちに身に付くので、まだ「どうぞ」の言葉が出ない子にもおすすめです。
📖花や色に興味があるお子さん
表紙の華やかさに惹かれやすく、花の色や形を指さしながら楽しむことができます。
📖読み聞かせの時間を大切にしたいご家庭
シンプルな展開ですが、心温かいやり取りに触れることができます。主人公メルシーちゃんの気持ちを考えながら、ゆっくり読むのもおすすめです。
おわりに
『おはなをどうぞ』は、カラフルなイラストと主人公メルシーちゃんのやさしさ、そしてラストの展開が心温まる一冊でした。
息子は「どうぞ」とお花を渡す場面が好きで、いつもうれしそうに眺めたり、真似をしたりして楽しんでいます。
シンプルなお話なのでさらっと読めるのに、何度も手に取りたくなる絵本です。
🌸『リーとスーのどこ?どこ?どこ?』コンドウアキ
📘今回紹介した絵本はこちら
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📚わが家の絵本記録について
このブログでは、絵本好きの母と息子が実際に読んだ絵本だけをレビューしています。
息子と0歳から毎日、日本語1冊+英語1冊の読み聞かせを継続中。
3歳で400冊以上を読み、ひとり読みもスタートしました。
4歳になってから昨年末までで700冊以上の絵本に出会い、
入学前に1,000冊の新しい絵本に出会うことをゆるやかな目標にしています。
「どんな絵本を選べばいい?」
「読み聞かせってどう続けるの?」
そんな日々の悩みに寄り添えるような、
リアルな読み聞かせ記録として更新中です📖
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