3歳からひとり読み*息子と入学までに絵本1000冊を目指す記録

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『くみたて』で広がる親子の創造力|田中達也さんのミニチュア世界を絵本で体験

3歳で400冊読破&一人読みデビュー!?

0歳から毎日「日本語+英語」の絵本を読み続けてきた30代母と、絵本大好き息子の記録ブログです。
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「見立て」って、子どもだけの遊びだと思っていませんか?
日用品を別のものに見立てて遊ぶ力は、実は大人にも通じる創造性の源。

そんな“見立て”の世界を、ミニチュア写真家・田中達也さんが絵本に仕立てたのが『くみたて』です。

2歳8か月の息子と一緒に読んだこの一冊は、ただの写真絵本ではありませんでした。
驚きと発見に満ちた、親子で楽しめる“組み立て”と“見立て”の絵本。
今回はその魅力をたっぷりご紹介します。

『くみたて』ってどんな絵本?

「さあ、くみたてはじめよう」
ミニチュアの作業員たちが、見慣れたパーツをせっせと組み立てていきます。完成したのは巨大な洗濯ばさみ、歯ブラシ、メガネ、セロテープなどの日用品。でも、使い方がちょっと変? 洗濯ばさみがブランコに、メガネがプールに!?
「くみたて」と「みたて」で繰り広げられる、驚きとユーモアに満ちたミニチュアの世界。田中達也さんの初絵本は、身近なものが新鮮に見えてくる魔法のような一冊です。

この絵本に出会ったきっかけ

数多くのミニチュア「見立て」作品を生み出してきた田中達也さん。
私は以前から彼のInstagramをフォローしていて、作品のファンでした。

👇公式ページです。
とにかく楽しいのでぜひ見てみてください👀
時間が溶けるのでご注意を!笑

そんな田中さんが初めて絵本を出すと知り、迷わず手に取ったのが『くみたて』。
イムリーなことに、kodomoe最新号(2025年8月号)では田中さんのインタビューも掲載されていて、幼少期のエピソードや撮影の裏側など、読み応えのある内容でした。

👇インタビューの続きはこちらから読めます👀

読んでみた感想

表紙からワクワクが止まらない

よく見るとタイトル文字の「く」と「みたて」で色が違う!
その下には巨大なオレンジ色の洗濯ばさみ。
そこから伸びたブランコで子どもが遊び、周囲にはオレンジの作業着を着た大人たちが設計図を確認したり、指をさして話したりしています。

「さあ、くみたてはじめよう」
——このセリフから始まる物語は、ただの組み立てでは終わりません。

「見立て」の驚きと発見

眼鏡を組み立てていると思ったら、次のページではそのレンズがプールに!
ヤシの木や水着姿の人々が周囲にいて、まるでリゾート地。

この「見立て」のセンスがたまらなく面白い。
完成した作品はInstagramで見られるけれど、組み立て途中の様子が見られるのは絵本ならでは。
息子と一緒に「何ができるのかなぁ」と自然に会話が生まれます。

子どもと大人、それぞれの楽しみ方

以前『おすしが ふくを かいにきた』を紹介したときにも感じたのですが、田中さんの絵本はリアルだからこその悩みがあります。

「これは何?」と聞かれたとき、「見立てに使っているものの名前」を答えるべきか、「何に見立てたのか」を答えるべきか迷うのです。

でも、子どもの吸収力はすごい!
”見立て”のしかけがわかれば「メガネがプールになってる!」「パンが電車になってる!」と大喜び。

福音館書店の紹介動画では、洗濯ばさみをパーツごとに分解したり、米粒を並べたりする作業風景も少しだけ見られます。

読み聞かせのコツ

「これは何?」の問いにどう答える?

リアルな写真だからこそ、子どもは「これは何?」と聞いてきます。
そのときは「これは○○に見立ててるんだよ」と、両方の視点を伝えるようにしています。
大人の感動と子どもの疑問をつなぐ橋渡しになるような読み方ができると、親子での楽しみが深まります。

見立て遊びを広げるヒント

わが家はあまりお金がある方ではないので、息子が欲しがるものを何でも買ってあげることはできません。
でも息子は、ラップの芯や腹筋ローラーのタイヤ部分をトミカに付けてモンスタートラックに見立てたり、同じ色や形のトミカにアニメやゲームのキャラクターの名前をつけたりと、自分なりに工夫して遊びます。

そんな発想力こそが「見立て」の芽。
洗濯ばさみやハンガー、段ボールで遊ぶ姿を見ると、いつか田中達也さんみたいになれたら…なんて夢も膨らみます。

こんなご家庭におすすめ

📖創造力を育てたいご家庭

身近なものを別のものに見立てる力は、創造性の第一歩。『くみたて』はその感性を刺激してくれる絵本です。

📖親子で会話を楽しみたいご家庭

「これは何に見える?」「どうやって使うのかな?」と自然に会話が生まれるので、親子のコミュニケーションが深まります。

📖ミニチュアや工作が好きなご家庭

分解・組み立て・見立ての要素が詰まった一冊。工作好きな子どもや、ミニチュア好きな大人にもぴったりです。

おわりに

『くみたて』は、ただの写真絵本ではありません。
「見立て」の面白さ、「組み立て」の楽しさ、そして親子の会話を生み出す力。
田中達也さんの世界観に触れることで、日常の中にある“遊び”や“発想”の可能性に気づかされました。

大人が見ても楽しめる写真絵本で、最後には「これを作っていたのか!」とびっくりする展開が待っています。
絵本のサイズも大きめなので、ダイナミックな読書体験ができます。
細かいところまで注目して「ここに○○がいるね」「これが□□になるのか!」と1ページ1ページをじっくり見ながら読み進めるのも楽しいです。

今まで画面上だけで見ていた田中達也さんの見立てを「紙」で楽しめるチャンス!
以前紹介したこちらの絵本も一緒に楽しんでみてくださいね📚

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